Taub Therapy=CI セラピー!

脳卒中に倒れ、後遺症に悩む患者の最後の希望

現在脳卒中の後遺症(主として半身麻痺)に苦しんでいる患者の数は200万人にも及ぶと見られている。 医学の発展は脳卒中による死亡者の率を格段に低下 させはいるが、一方では結果的に障害者を年々増加させる皮肉な現象を引き起こしている。 しかも慢性期に入った(と彼らが称する)患者に対しては「これ以 上現代医学でできることはないので障害と共存にて生きるように」と指導し、現状維持と加齢による能力の低下をいくらかでも抑えるためと称して無為なリハビ リを勧めている。 しかし慢性期の患者にも最後の希望がある。

すなわち「CIセラピー」である。 CIセラピー=Constraint-Movement therapyは1917年、OgdenとFranz の2人の学者によって提唱され、その後各国の学者によって研究が続けられたがなかなか捗々しい結果が得られなかった。 アラバマ大学のEdward Taub 博士によって1975年、1977年、1980年に行われたサルをモデルにした実験の成功は、その後の各国での研究を加速度的に進展させた。 Taub 博士は1990年代半ばから治験希望者による人体をモデルにした研究を重ね2001年7月、アラバマ大学(UAB)ヘルスシステム (University of Alabama Birmingham Health System)内に世界で最初のTaub Training Clinic= CIセラピー・クリニックを開業した。  私は、1999年12月家内が脳卒中で倒れ左半身麻痺となったことから、驚天動地の思いで各医療機関を訪ね回ったが異口同音に言われたことは「発症から 12ケ月を経てしまえば現在の医学で出来ることは何もない」と言う言葉であった。 諦めきれない私は、友人知人に檄を飛ばし情報を集めた。 そして辿り着 いたのがCIセラピーである。 家内の主治医を初め大学病院その他の医師にこの件を相談したがどこでも全く問題にされなかった。 アラバマ大学での治療を 覚悟した私は丁度Taub Training Clinicが開業して一週間の2001年7月同大学を訪れたが、家内の前にすでに世界各国から6000人の待機患者がいるとのこと、これも諦めざるを得 なかったため、このうえは自らのクリニック開設せざるを得ないと決意、Taub 博士等からご協力の確約を得た。

2003年1月、UAB との間に技術提供の契約が締結できたことを受けて「CIセラピー仙台クリニック設立事務所」を開設、宮城県当局、関連支援機関、その担当者各位の絶大なる ご指導、ご援助、ご協力を得て2003年10月開業寸前まで事業を進めたが、事情で一時頓挫した。  患者と家族の本当の苦しみは、結局患者と家族にしか わからない! 私は患者と家族の知恵で、協力で、執念で、少ないお金を持ち寄って、「患者と家族のためのCIセラピー・クリニック」を自分たちで創ること をご提案する。